マンゴーの栄養と健康効果

マンゴーを食材として活用する

マンゴーは健康的な果物です。どんどん食材としても活用したいものです。当然、生のままで食用にするのが一般的ですが、熟した実は中心にある種に沿って切って食べます。最近ではジュース、ピューレ、缶詰もいろいろありますし、ドライフルーツなどにも加工されています。


特に人気があるのがマンゴープリンでしょう。これは香港が本場で、果肉かマンゴーピューレにゼラチン、生クリーム、砂糖などを合わせて作られます。まさにデザートにはピッタリです。


また、ムース、ケーキ、スムージー、シャーベットミなどの洋生菓子もいろいろ作られています。


料理への活用ということでは、未熟果の塩漬け、甘酢漬けなどがありますし、東南アジアでは炒め物などの料理にも使用されています。地域によってはパパイヤと同様にマンゴーの未熟果実は野菜として扱われることもしばしばあります。未熟果実にほとんど甘みは無いのですが、果実の鮮烈な酸味と歯ごたえが楽しめるそうです。


台湾では、マンゴーの未熟果実をシロップに丸ごと漬けたものがおやつとして食べられているそうです。


インド料理では広く使用され、その場合は、マンゴーの未熟果実を乾燥させて粉末にしたアムチュールが酸味付けのスパイスとして活用されています。


マンゴーは果皮にしっとりとツヤがあってふっくらとしているものを選ぶようにしてください。収穫したての新鮮なマンゴーには果皮にブルーム（白い粉）がついています。国内産は完熟マンゴーが多いので、購入してすぐに食べられます。