マンゴーの栄養と健康効果

マンゴーの種類

歴史の古いマンゴーですから品種はかなり多くなっています。中でも「アップルマンゴー」は、日本での栽培の96%を占める品種となっています。


これはアーウィン種の俗称で、沖縄県、鹿児島県、宮崎県などで栽培されています。果皮がリンゴのように真っ赤になるのでこうした名称になっています。


果実は500g前後の卵形で、オレンジ色の果肉はほどよい酸味と濃厚な甘さを味わえます。多汁でとろけるような食感が特徴です。


自然落下させたものが「完熟マンゴー」となり、これは栄養が行き届いていていいのですが高級品とされます。自然落下の直前に収穫するものもあります。出荷時期は6~8月頃ですが台湾産が少し先に出回ります。


国内産の「キーツマンゴー」は、1個の重さが最大2kgにもなるかなり大きなマンゴーです。果皮が緑色の品種で、アップルマンゴーより後から出荷されます。完熟しても果皮は赤くならずに緑色のままです。収穫後2週間前後が食べ頃ですが、色が同じなので判断が難しいとされています。繊維が少なく甘みもあるので食べやすいマンゴーです。生産量は少なめで8~9月頃の収穫です。


主にフィリピン産が売られている「ペリカンマンゴー」(正式な品種名:カラバオ)は、外観が黄色く実が扁平で、酸味がやや強いマンゴーです。まったりとした甘みに酸味がほどよくマッチするので、これが好きだという人も多く、また1年を通して出荷され、価格もお手頃となっています。


他にもタイで栽培されている「タイマンゴー」、小さい実のまま完熟した「ミニマンゴー」、オーストラリアで収穫される「ピーチマンゴー」、主にカリフォルニアで栽培される「主にカリフォルニアで栽培される」なども出回っています。